たより

HAN-KOHからのお知らせや日々の様子を綴ります。

【高等部】高校留学相談会を開きました!

先日、今年3月に津和野高校を卒業した長嶺萌さんをHAN-KOHに招き、高校在学中の海外留学経験について話をしてもらいました。

参加してくれたのは、HAN-KOHの塾生で海外留学に興味のある高校1年生3名。

長嶺さんは高校2年時にAFS(留学を斡旋する国際的な非営利組織)の留学プログラムを利用し、フィンランドの高校へ10ヶ月間留学しました。中学校の頃から英語が好きで、家で海外からの留学生のホームステイを受け入れていたこともきっかけとなり、留学への興味が強まったという長嶺さん。AFSのプログラムには高校1年時に応募し、応募書類提出・英語の語学試験・面接を経て、見事フィンランド行きを叶えました。

英語もフィンランド語も自信のない状態で留学に挑戦した長嶺さん。初めのうちは授業についていけず、フィンランド人の同級生との距離を縮めるのに苦労したりと、順風満帆には行かなかったようです。それでも理解あるホストファミリーに恵まれ、同世代だったホストファミリーの娘さんと仲良くなったことから交友関係を広げていったり、段々と語学力を身につけていったりするうちに、向こうでの学校生活に慣れていったのだとか。

話を聞いた1年生は興味津々で、留学に関し様々な質問が出ました。そのいくつかを以下にご紹介します。

Q:留学したことで、津和野高校に戻った時に学年が下がったことについて、違和感がなかったか?

A:留学した1年の間に3年生になっていた同級生を見て、自分との間に差を感じる部分もあったが、逆に刺激をうけて自分も頑張ろうと思えた。人は自分が思うより適応能力があるようで、2年生(元々は1年下の学年)が優しく接してくれたこともあり、仲良くなることができた。今では、同級生が倍になり友人が増えたことをとても嬉しく感じている。

Q:短期の留学を考えているが、長期留学のメリットは?

A:語学の上達を目指す場合、長期のほうが良い。ほとんど話せない状態で行った自分の場合、思っていることを伝えられるようになるまで半年はかかったため。

Q:大学中の留学でもいいかなと思っているが、高校留学の良さとは?

A:大学留学と違って学校の単位を取らなければいけないというプレッシャーがあまりなく、勉強以外のことに時間を使えたのが良かった。また、ホストファミリーと生活することでその国の文化についてより深く知れたり、高校で留学した方が語学力の伸びが大きいなど、メリットがたくさんある。

長嶺さんからは「留学当時は辛いことも多かったはずだが、今振り返ってみると楽しかったことしか覚えていない」「もし興味があるなら思い切って挑戦してみて!」など、勇気づけられるメッセージを多くもらい、とても印象に残りました。大学在学時にイギリスでの交換留学を経験した筆者(スタッフ・田中)も、将来また留学に挑戦したい気持ちになるような、刺激をもらえる内容のお話でした。

長嶺さん、貴重な機会を有難うございました。

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