たより

HAN-KOHからのお知らせや日々の様子を綴ります。

\「生き方対話」イベントを開催しました!/

6月13日(月)に「生き方対話」イベントを開催しました。

生き方対話とは、一般的には「哲学対話」と呼ばれている対話の手法で、
参加者が輪になって問いを出し合い、一緒に考えを深めていく企画です。

アメリカで始まった「子どものための哲学」やフランスの「哲学カフェ」などが原点とされ、
近年では日本でもその実践が広がってきています。

HAN-KOHでも昨年度は定期講座として実施していた企画でしたが、今年度は初開催!

津和野高校の2年生は探究学習のプロジェクト活動がスタートしましたが、そのなかで
「哲学対話がやりたい!」と言っている高校生と一緒に今回場を持ちました。

今回は、HAN-KOHリーダーの中山さんの進行でスタート。

初めてこういった対話の場に参加する生徒もいたので、生き方対話(哲学対話)とは何か?や、
場のなかで安心安全に意見を出し合えるようグランドルールの説明がありました。

今回のテーマは、「『学び』とは何か?」。

ホワイトボードの真ん中に『学び』という文字を置き、そこから派生してこの場でみんなと
考えてみたい問いを出し合っていきました。

出てきた問いの一部を紹介すると……

・学校とはなにか?どんな意義や意味があるのか?
・「学び」と「勉強」の違いってなに?
・学校で習う教科が設定されている理由は?
・実生活で直結する内容を学校で教わらないのはどうして?
・学校に行けない(行かない)生徒にとっての「学校」って?
・学校を卒業した大人にとっての学びとは?
・コロナ禍で休校した際に実施されていたオンライン授業で感じた経験談。
・コミュニケーションや人との出会いと学校について。

たくさんのアイデアや問いが生まれました!!

この可視化もその場で自然発生的に生徒がやってくれました。

また、当日は高校生とHAN-KOHスタッフだけでなく、地域の方やコーディネーターも参加してくれて、
多世代・多属性な視点を持った参加者が入り混じった場になりました。

今年度からHAN-KOHでは「テーマ型部門」が立ち上がり、高校生だけでなく小中学生や地域の人たちにも
関わってもらえる機会をつくっていければと思っています!!

その第一歩として、生き方対話企画も引き続き開催していければと思います。
興味がある方はぜひ、HAN-KOHスタッフまでご連絡をお待ちしています。

(文・筌場)

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